タバコと薄毛の関係

タバコが体に悪いことは周知の事実。代表的な害が肺がんです。
その他、咽頭がん、食道がん、胃がんや、心臓病、脳梗塞、女性なら子宮がんや骨粗しょう症、不妊のリスクも高くなります。
ですが、喫煙は薄毛や抜け毛の原因にもなるのはご存じでしたか?
タバコを吸うと、ニコチンなどの影響で血管が収縮し血流が低下します。
このため髪の毛の元となる毛母細胞へ栄養や酸素を運ぶための血液も届かなくなってしまいます。
また、タバコから発生した一酸化炭素が血液中のヘモグロビンと結びつき、ヘモグロビンが酸素を運ぶのを阻害してしまいます。
すると体が酸素欠乏状態となり、これも毛母細胞に酸素が届きにくくなる原因です。
こうして髪の毛を成長させるための栄養や酸素が不足し、毛髪が細くなったり抜け落ちたりするのです。
タバコの髪への害はそれだけではありません。
ニコチンの興奮作用により、汗や皮脂の分泌が多くなります。
すると頭皮の毛穴に皮脂がつまったり、汗がたまって菌が繁殖したりして、薄毛の原因となるのです。
また、タバコを吸うと体内のビオチン(ビタミンB7)の効力が失われてしまいますが、ビオチンが不足すると白髪や脱毛などの症状が出ることがあることが知られています。
他にもタバコの体への悪影響はたくさんありますが、髪の毛への影響ひとつ取っても禁煙をすることがおすすめです。
環境を変えて気持ちや生活習慣を切り替えるなどしてすっぱりと止めてしまえればそれに越したことはありません。
また、今は禁煙外来がある医療機関も増えています。
自分ひとりでは禁煙に失敗してしまう人はお医者様に相談してみるのも良いでしょう。